【育て方】カラテアの種類や育て方・花言葉についてまとめました
カラテア属は、その個性的な見た目から自宅に飾るのはもちろん、花言葉が魅力的なため贈り物としても人気のある観葉植物です。多くの品種がありますが、そのどれもが特徴的な模様や形状、色味を持ちます。お部屋にスタイリッシュな観葉植物があると、それだけで気分が上がるのではないでしょうか。この記事で、カラテア属の種類や育て方、花言葉についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
まず、カラテアとはどんな植物なのか基本的なことを把握しておきましょう。
見た目の特徴
カラテア属には多くの品種があり、その姿や形は様々です。葉に個性的な模様が入っているものがポピュラーで、エキゾチックな雰囲気があります。
原産地
カラテア属は熱帯アメリカに約300種類が自生しているといわれており。高温多湿な環境を好む植物です。
カラテアの種類
約300種以上の種類があるカラテアですが、その中からポピュラーな品種をご紹介します。
まず、「カラテアといったら、これ」というくらい代表的な品種が、「カラテア マコヤナ」です。マコヤナは葉の表面にある楕円形の模様と、若干ウェーブがかった縁が特徴の品種となります。
そのほか、市場にて多く出回っている「ランキフォリア」、白い斑が特徴的な「トリオスター」、葉が細長く波打つ「インシグニス」などがあります。
カラテアの育て方・管理方法
カラテアの育て方や管理方法についても確認しておきましょう。品種により異なる点もありますが、基本は次の通りです。
カラテアの置き場所
カラテアを置くのに適しているのは、明るい日陰です。カラテアは強い光を苦手とするため、直射日光に注意する必要があります。
カラテアの水やり
カラテアは高温多湿を好む植物です。
水切れを起こさないように、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。しかし、カラテアは寒さに弱いため、気温の低い冬は、水やりの頻度を1週間に1、2回に減らします。
葉水も忘れずに行いましょう。葉水とは、霧吹きなどを使用し、葉に水を与えることを言います。植物は、葉からも水分を吸収することができます。葉水は、植物を元気に育てる上で非常に効果的な手法です。カラテアに葉水する際は、裏にもしっかりと水をかけましょう。
カラテアの肥料
鉢の土にも養分が入っているとはいえ、少しずつ減っていきます。定期的に肥料をやって、養分補給をしてあげましょう。肥料をやると生長がはやくなるという利点があります。時期は、真夏と真冬を避けた生長期がおすすめです。
カラテアに適した温度
カラテアは熱帯の植物なので暑さには耐えますが、寒さには強くありません。目安となる気温は12℃。気温がそれよりも下回るようになったら室内で管理し、寒さから守ってあげてください。
気をつけた方がいい害虫
カラテアは、ハダニの発生に注意が必要な植物です。ハダニの体長は1㎜に満たないほど小さく、葉の裏に寄生します。高温を好むため、梅雨明け以降の暑い季節に多発します。被害は、葉の裏から液汁を吸い取り、カラテアの成長に影響を及ぼすこと。葉の色が悪い、葉の表側に白っぽい模様が浮かび上がっている場合は、ハダニがついているかもしれません。時々、葉のつけ根や裏側などをチェックして、もしも虫がついていたら早めに対処しましょう。
カラテアを選ぶときのポイント
まずは、葉に害虫がついていないかを観察し、選びましょう。そのうえで具体的に選ぶときのチェックポイントは、「葉が丸まってしまっていないか」「葉に光沢があるか」です。
カラテアの花言葉
カラテアの花言葉は「飛躍」「あたたかい心」「強い思い」です。前向きで優しい意味の花言葉を持つため、贈り物としても人気です。
エキゾチックな雰囲気を持つ観葉植物カラテアについて、種類や育て方についてお伝えしました。花言葉も前向きで素敵です。何か観葉植物を育ててみたい、カラテアが気になる、カラテアを育てているけど管理の方法がわからないという方は、どうぞ参考にしてみてください。なお、Plant Huntではカラテアのほか、たくさんの観葉植物を取り扱っております。質問も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。ご利用をお待ちしております。